パンづくり 第八回

やった!ついにやったよ!!8回目にして、ようやく納得の美味しいパンができた〜v
実は7回目に無謀にも「全粒粉入りパン」を作ってあえなく撃沈。ものすごくモソモソなパンを作ってしまいがっくりした。いままで小麦のおいしさというものが引き出せなかったので、粉に一工夫と思って色気を出したのが失敗のもとか・・・。反省して、ちゃんと基本をできるようにしようと出直した矢先の快心の一撃!!
今日はパウンド型を使ったミニ山食パンに挑戦。前回はオリーブオイルを使ってまあまあの出来だったものの膨らみが足りなかった。今回は基本のリーン生地に忠実にバターを使用し、とにかく膨らませようとがんばってみた。パウンド型に4分割して入れるまでは、これまでより早めによく膨らんだ以外はあまりかわりなく、ちょっと心配ではあったものの、成形して最終発酵をしていると、今までにない膨らみが!前回あれだけ粘ってみたのにパウンド型の半分くらいまでしか膨らまなかったのが、今回はパウンド型をオーバーして教科書にあった目安どおりに膨らんだ。さらに、オーブンでも最後のひとふんばりも見られ、焼き上がりは周りはかりっと、中はもちっとふんわり!!これこれ!という感じの仕上がりで、何もつけずに一気に一山食べてしまった。

↑うまく膨らみ具合がわかるように撮りたかったのだけど。

今までと何が違うのか・・・。自分メモとしてまとめてみると。
・デジタル秤が復活
実はデジタル秤がぶっこわれていて、借り物のアナログな秤を使用していた。とってもアナログな秤で、おしゃれなんだけど全体が円形のため、見る角度によって40gくらい平気で違ってみえた。計量は重要なポイントなので、ここで失敗していた可能性は大。お店でお世話になっている電器屋さんの山さんに「壊れちゃって〜」と泣きついたら、ぱぱっとチェックして、電池ボックスのマイナス金具(ばねみたいなやつ)の先のサビをカカカッと削って、あっさりと直してくれた。すごい山さん!惚れちゃいそう。プロはさすがだな〜と褒め倒して、結局タダで直してもらった。買い直そうかと思っていたので、すごくありがたいことです。
・捏ね台を暖めてみた
うちの捏ね台は旦那ちゃんが買ってきてくれた大理石のピザ台をカウンターに載せたもの。ずっしりしていてつるつるでとてもいい感じ。でもここのところの冷えで、捏ねていると明らかに生地がヒンヤリしてしまうので、今日は計量している間にシンクで温水にあてて、ぽかぽか大理石にしてみた。これはいい!生地が冷えないので気にせずに捏ね捏ねできた。
・捏ねを丁寧に優しく長くしてみた
教科書にしている本の著者の方がネットで配信しているパン作りの生地をいろいろと読んでみて、捏ねのこつを探してみた。なるべく手早く一つにまとめたら、水風船を揉むように優しく・・・という下りを参考にぽかぽか大理石の上で優しく捏ねた。でも長過ぎるのも良くないらしく、混ぜてから長くて10分ということで、10分後にはちゃんとストップしてボウルに。
・部屋をぽかぽかにして発酵させた
昨晩からオイルヒーターのデロンギならぬダビンチ君が登場したので、今日から天気が悪くてもぽかぽかな環境を作ることができた。ねむーくなるぽかぽか感はイーストもうれしかったらしく、一次発酵も最終発酵もいいかんじにぷくーっと。ただし、そのオイルヒーターをつけたまま、オーブンを稼働させ、その上ドライヤーで髪を乾かそうとしたら見事にブレーカーが落ちてしまった・・・。パソコンもつけてたし。これは今後の再発防止に努めなければ。

山さんとダビンチ君のお陰です。ありがとう!(写真を撮ろうと思ったら電池切れ・・・。今晩食べ尽くす前に撮らなきゃ)→撮りました〜。


↑たまごサンドに。小麦粉の甘みも感じられて美味しかった!