パン作り

パンを作ってみている。いずれは自家製天然酵母!なんて夢もありますが、ずぼらな私に行きなりそれは無理。サフ・インスタントとかいうイースト菌を買いました。
一回目は「arne」で紹介されていたレシピで作成。解説がものすごく丁寧で分かりやすいんですが、粉が500gと多めで成功しても失敗しても食べるのが大変かな?一回目にも関わらず色気を出し、一時発酵が終わった生地を一部取り分けて、夕食のピザに転用。このピザ、イタリアンのレシピ本に、丸くのばしてフライパンで底を焼きつつ具を載せ、魚焼きグリルでかりかりに焼くという簡単な方法が紹介されていて、これがものすごく美味しい!結局パンのほうは発酵不足かという感じで気泡が小さく素朴なパンに・・・。しかも、電子レンジについているオーブンなので焼き色がまったくつかず・・・、不健康な見た目になってしまった。まあ、一番の敗因は発酵。イーストはフリーズドライされているとはいえ生き物なのねえ〜と一人納得しました。
二回目は「毎日作りたくなるお菓子とパンのレシピ」なるものが某ブログで紹介されていたので購入。粉が200gと少なめで、いろんな応用も載っていて、楽そうで楽しそう。今回は前回の失敗の一つ、オーブンの火力の無さを改善するために、天板の下に底上げを20cmばかりして、熱線に近づけて無理矢理焦げ目をつけてみた。でも上下から熱するオーブンではないので、底は相変わらず生っ白い・・・。もう裏返すか、フライパンで焼くか、といった乱暴な手段しか思いつかない。発酵は相変わらずせっかちで失敗した模様。なんとなく2倍膨らんだかな〜と思っても、気の迷いのようでした。味は悪くないものの、ベーキングパウダーで作ってもいいんじゃないの?っていうぼそぼそっとした口当たり。今度はイーストがひーひー言うくらい発酵させてやる!←また極端な…。
パンは自分で作れるようになると、安くて安心だな〜とつくづく思います。スーパーの安いパンは謎の膨張剤とかを使って少ない小麦粉を膨らませているのでスカスカかつ不味い。しかも安定剤とか乳化剤とか保存料がわりのなんとか、といった要らんおまけがいっぱい。大量生産かつ賞味期限が長い、かつ粉代がかからない分、安い。パン屋さんのパンは美味しいけど、それなりにお値段がしますし・・・。二回目のパンの原価は、粉が35円くらいで、イーストが5円くらい。塩と砂糖とバターは本当に微々たるもの。40円くらいで二人分のパンを作るには十分です。
でもまあ「手作り万歳!」・・・と言えるのは、ちゃんと成功してからだなー。エリンギとポルチーニのトマトクリームパスタは超うまかっただけに残念。