梅シロップを漬ける

梅シロップを漬けた。

「置く・休ませる」を買って以来、早くシーズンが来ないかな〜と心待ちにしていた。昔だったら梅シロップではなく梅酒!と行くところ、気持ちは梅シロップで固まっていた。なぜかというと、ある話を聞いて自分の家にも梅シロップが欲しくなったからだ。

教師になった大学での部活の同期が、生徒の心をほぐす時(呼び出して悩みを聞いたりするときね)の必殺技として、梅ジュースを飲ませるのだという。同期は手作り梅シロップを職員室に常備してあり、シロップに氷を入れて水で割ってやると、ちょっとすさんだところのある子でも素直になるのだと言っていた。去年の8月の暑い日に昼間から飲みつつ聞いていたので、余計に情景が目に浮かんだ。いやはや、いいな〜。

ということで、青梅が出回るのを待っていた。旦那にも「見かけたら買っといて」と頼んでおき、自分はなかなか出会えなかったが、旦那が手に入れてくれた。

本に載っていたとおり、なりくち(へた)を竹串で取って(手でも取れるし)水洗い。一つ一つ拭いた上で、冷凍庫で凍らせた。凍らせると、漬けたときに溶けるときにでてくる水分が呼び水になるらしい。一晩我慢。

今日は、いよいよ漬ける作業。瓶に熱湯をぶっかけて消毒し、凍らせておいた梅と砂糖を交互に入れていく。今回満を持して漬けるにあたり、用意した砂糖は「ポラン広場の洗双糖」という素朴な一品。近所でこだわりの砂糖を見つけるなら、ここだろうということで「あおゆず」というオーガニックフードストアに行って手に入れた。鹿児島県産のさとうきびの絞り汁を濃縮して、遠心分離器にかけて決勝かしたもの、らしい。うまそ。ちょいと高いけど、452円を惜しんで105円の味気ない漂白された砂糖で漬けるよりも絶対お得!

漬けて30分だと、まだ梅と砂糖がひしめき合っている状態。早くおいしいシロップにならないかな〜。この夏の楽しみ。