トイレ考

トイレ・・・。トイレは日本以外にいくと、たいてい汚い。
でも人間、排泄なしには生きていけないので、行きたくなくても行かなければならないこともしばしば。
お国柄もでていて、なかなか楽しいですけどね。

まず、いいほうから。
飛行機の乗り継ぎで寄ったアムステルダムの空港は、空港だからなのか、オランダだからなのか、綺麗。おしゃれ!トイレを題材にしたオブジェが壁にかざってあったりして、飽きません。「ideal」とかっていうブランド(TOTOINAXみたいな)の水回りが、ローマでもあちこちで見かけた気がするけど素敵です。四角いんだけど、ただの四角じゃない。
あと、ボルケーゼ美術館やカピトリーニ美術館といった、有料施設の公共のトイレは綺麗だった。

もちろんホテルやB&Bのトイレは綺麗。
日本のゆったりした便座に比べてひとまわり小さいような気がした。コンパクトでおしゃれ。私のおしりが大きくなったような気にさせられる。(たしかにローマで太ったけどさ)
トイレの横にはビデ。
世の多くの「ひで」さんのあだ名にしばしば使われるビデ。(大学時代のうちの部活だけかな・・・?)
本来は下半身を洗うものらしいけど、ぴかぴかに清められているし、温水はでるし、形はかわいいしで、基本的に朝シャワー派の私は足湯に使わせてもらう。
これってかなりNGなことなんだろうかと思いつつ、地球の●き方にも「足湯に使うべし」とあるし(いや、べしとは書いてないが)、何より気持ちがいい!!疲れた足を温水で暖めて、ほっこりした気分で寝られるから、本来の用途は気にしないもんね。
ちなみに、B&Bのほうにはビデはなかった。


さて、きったなーいトイレもたくさんあった。
特にトイレに行く瞬間No.1の「お食事タイム」。普通の庶民用カフェに入ると、トイレはまず臭く汚い・・・。
様式なのに便座がない!!ので、中腰で用を足すことになる。微妙に高さがあるから、どんな体勢ならOKなのかちょっと迷ってしまう。これなら和式のほうがなんぼも楽です。
もちろんティッシュはないし、水もちょぼちょぼしか出なかったりする。音消し用に流したら(私はしないけど)水がたまるまでしばらく汚いトイレから出られなくなるので、その習慣のある人は特に留意したほうがいいと思う。
汚いトイレから出た後のラテは美味しくは感じないな・・・。残念。

でも、疲れる旅先で水分を取らないのは体に悪いから〜、と真っ昼間からビールやワインをいただいていたので、人様に貸していただいたトイレに文句は言えませんね。
これも旅の思い出です。